私掠海賊として
2005年9月12日 突然ですが、DOLにおける海賊に、存在意義はあると思いますか?
・・・いえいえ「海賊なんて大嫌いだ! あんな奴らいなくなればいいのに!」という感情論の事を言っているのではありません。ゲーム内のファクターとして、活きた存在か? という事です。
今更改めて言うまでも無い事ですが、私は海賊をやっております。そして、海賊は海賊でも「私掠海賊」と自分を位置付けています。ゲーム内にも私掠海賊という軍人職がありますけども、勿論そちらではなくプレイスタイルの事です。
私掠海賊って何? という方もいるでしょうから簡単に説明しますと、要は「海賊行為を国家から公認された民間の個人・もしくは集団」の事です。国家公認ですので、単なる海上強盗集団などではない訳です。海賊行為によって得た収益は、その海賊が勿論自分の物に出来ますが、一部は国庫に納めたりします。
歴史的には、大航海時代における私掠海賊は、イングランドVSスペインの戦いの中で、イングランド側が裏の手として仕掛けたゲリラ戦略を担う存在と言えるでしょう。新大陸と本国との間のスペイン貿易船などを襲って通商路を破壊したり、時には軍船とも渡り合ったりもしました。
そういう訳ですので、敵にとっては憎むべきまさに海賊、なのですけども、味方にとっては英雄だったりしたのです。活躍した私掠海賊の中には、正式な軍人に将官として転身したり、貴族に列せられた人物などもいたりしました。
・・・・とまあ、この様な歴史知識に関する説明は、大航海時代をやっている方には、言わずもがなであったかもしれませんねw
さて前置きが長くなりましたが、ここで本題に入ります。
私は上のような海賊に憧れとロマンを感じたので、ゲーム内で私掠海賊として生きる事にしました。また、最初から海賊だったのではないですが、大航海時代というゲームにイングランドの軍事面から関わるなら、その象徴的存在である私掠海賊が良い、とも思ったのです。
ところが非常に残念な事に、現状のゲーム内での海賊は、単なる「お邪魔虫」という所が精々の日陰者でしかありません。国家間の闘争において、殆ど実質的な影響を与えてはいないのです。
DOLの国家間闘争とは、同盟港の奪い合いに全てが集約されます。そして港を奪うには、大海戦を除けば投資しかないのです。大海戦にしたところで、これは海賊でなくとも出来ます。といいますか、海賊などは圧倒的少数派なのですから、大海戦においては多数の中の1軍人でしかありません。投資に至っては、商人の独壇場です。投資ランカーの中に海賊がいたりしますが、投資用の金は海賊で稼いだ訳ではなく、結局交易によって稼いだものが殆どなのです。私掠海賊などといいつつも、結局国家闘争に関わろうとするなら、稼いだ金を投資するしかありません。そして稼ぐのなら、交易や生産をやってる方が、遥かに効率が良いのが現状です。
そこで、海賊の存在意義を活きた物にする為に、「通商航路の破壊」という概念でもって、海賊行為をDOLに反映させてはどうか、と考えました。
具体的には、海賊が私掠活動を行い敵船を沈めたなら、その海域内の港の、沈められた船が属する国の影響度が下がる、というものです。また反対に、討伐隊が私掠海賊を沈めたなら、討伐隊が属する国の影響度が上がる、という要素も加えます。
こうする事で、海賊もそれ以外の軍人も、大海戦という定期的かつ期限付きのイベントのみではなく、普段からも国家間闘争に加われるのではないでしょうか。
勿論、今提案したのは大雑把な内容です。「そんなルールにしたら、それを悪用して・・・云々」という懸念を誰もが持つでしょうし、私もいくつかすぐ想像できます。大海戦での原子力バルシャ作戦と同類のものとかですね。ただ、それへの対処は今言いたい事ではないので、ここでは割愛させて頂きます。
ちなみに、この様な「何かをしたら影響度に影響する」という方式は、冒険者の活動にも当然適用出来ます。星いくつ以上の大発見をしたら、やはりその港での影響が上昇する、とすれば良いだけです。
商人プレイがメインの人ならば、金を稼いで投資する、という行為に最大のモチベーションを見出せるかもしれません。しかし、軍人や冒険者にとっては、必ずしもそうではありません。むしろ、軍人ならば戦う事、冒険者ならば何かを発見する事、これらが最大の関心事です。そして、それらが直接港の影響度に関わったって、良いのではないでしょうか?
ちょっと今日は長めの文章となりました。最後まで読んでくださった方はいるでしょうかw
さて皆さんはどう思われるのでしょうね。勿論、国家間闘争がDOLの主題ではないのですけども、一つの目標として、もっとプレイスタイルならではの関わり方があっても良いと思うのです。
そういう風に、なってくれないものかなあ。
●本日の掘り出し物
ガリレオ式望遠鏡
聖王の鎧
●本日のお見事な台詞
「いつか退治してみせるからねー おぼえときー」
・・・いえいえ「海賊なんて大嫌いだ! あんな奴らいなくなればいいのに!」という感情論の事を言っているのではありません。ゲーム内のファクターとして、活きた存在か? という事です。
今更改めて言うまでも無い事ですが、私は海賊をやっております。そして、海賊は海賊でも「私掠海賊」と自分を位置付けています。ゲーム内にも私掠海賊という軍人職がありますけども、勿論そちらではなくプレイスタイルの事です。
私掠海賊って何? という方もいるでしょうから簡単に説明しますと、要は「海賊行為を国家から公認された民間の個人・もしくは集団」の事です。国家公認ですので、単なる海上強盗集団などではない訳です。海賊行為によって得た収益は、その海賊が勿論自分の物に出来ますが、一部は国庫に納めたりします。
歴史的には、大航海時代における私掠海賊は、イングランドVSスペインの戦いの中で、イングランド側が裏の手として仕掛けたゲリラ戦略を担う存在と言えるでしょう。新大陸と本国との間のスペイン貿易船などを襲って通商路を破壊したり、時には軍船とも渡り合ったりもしました。
そういう訳ですので、敵にとっては憎むべきまさに海賊、なのですけども、味方にとっては英雄だったりしたのです。活躍した私掠海賊の中には、正式な軍人に将官として転身したり、貴族に列せられた人物などもいたりしました。
・・・・とまあ、この様な歴史知識に関する説明は、大航海時代をやっている方には、言わずもがなであったかもしれませんねw
さて前置きが長くなりましたが、ここで本題に入ります。
私は上のような海賊に憧れとロマンを感じたので、ゲーム内で私掠海賊として生きる事にしました。また、最初から海賊だったのではないですが、大航海時代というゲームにイングランドの軍事面から関わるなら、その象徴的存在である私掠海賊が良い、とも思ったのです。
ところが非常に残念な事に、現状のゲーム内での海賊は、単なる「お邪魔虫」という所が精々の日陰者でしかありません。国家間の闘争において、殆ど実質的な影響を与えてはいないのです。
DOLの国家間闘争とは、同盟港の奪い合いに全てが集約されます。そして港を奪うには、大海戦を除けば投資しかないのです。大海戦にしたところで、これは海賊でなくとも出来ます。といいますか、海賊などは圧倒的少数派なのですから、大海戦においては多数の中の1軍人でしかありません。投資に至っては、商人の独壇場です。投資ランカーの中に海賊がいたりしますが、投資用の金は海賊で稼いだ訳ではなく、結局交易によって稼いだものが殆どなのです。私掠海賊などといいつつも、結局国家闘争に関わろうとするなら、稼いだ金を投資するしかありません。そして稼ぐのなら、交易や生産をやってる方が、遥かに効率が良いのが現状です。
そこで、海賊の存在意義を活きた物にする為に、「通商航路の破壊」という概念でもって、海賊行為をDOLに反映させてはどうか、と考えました。
具体的には、海賊が私掠活動を行い敵船を沈めたなら、その海域内の港の、沈められた船が属する国の影響度が下がる、というものです。また反対に、討伐隊が私掠海賊を沈めたなら、討伐隊が属する国の影響度が上がる、という要素も加えます。
こうする事で、海賊もそれ以外の軍人も、大海戦という定期的かつ期限付きのイベントのみではなく、普段からも国家間闘争に加われるのではないでしょうか。
勿論、今提案したのは大雑把な内容です。「そんなルールにしたら、それを悪用して・・・云々」という懸念を誰もが持つでしょうし、私もいくつかすぐ想像できます。大海戦での原子力バルシャ作戦と同類のものとかですね。ただ、それへの対処は今言いたい事ではないので、ここでは割愛させて頂きます。
ちなみに、この様な「何かをしたら影響度に影響する」という方式は、冒険者の活動にも当然適用出来ます。星いくつ以上の大発見をしたら、やはりその港での影響が上昇する、とすれば良いだけです。
商人プレイがメインの人ならば、金を稼いで投資する、という行為に最大のモチベーションを見出せるかもしれません。しかし、軍人や冒険者にとっては、必ずしもそうではありません。むしろ、軍人ならば戦う事、冒険者ならば何かを発見する事、これらが最大の関心事です。そして、それらが直接港の影響度に関わったって、良いのではないでしょうか?
ちょっと今日は長めの文章となりました。最後まで読んでくださった方はいるでしょうかw
さて皆さんはどう思われるのでしょうね。勿論、国家間闘争がDOLの主題ではないのですけども、一つの目標として、もっとプレイスタイルならではの関わり方があっても良いと思うのです。
そういう風に、なってくれないものかなあ。
●本日の掘り出し物
ガリレオ式望遠鏡
聖王の鎧
●本日のお見事な台詞
「いつか退治してみせるからねー おぼえときー」
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