二日目の大海戦です。
 全体としての結果は、昨日を上回る成果が出ましたようで結構な事です。ただ、私自身は全然駄目でして、4回くらい沈んでしまったような。その中の一つか二つは私が提督でしたから、相手に勝ちも献上してしまっています。不甲斐ない事ですみません。
明日は何とか挽回しようと思います。

 さて、結果はまあ良いのですが、問題はその後で行われた反省会です。勝ったにも拘らず不満が出てまして、それは要するに「一時期セビリアに集まりすぎて戦えなかった+セウタやファロで孤立した味方が狩られてしまった」という事ですね。
 セビリアに集まりすぎてしまったのは、司令部による「戦闘における戦力集中の原則」を実践したいが為の指示で、現実世界の戦略としては正しいです。しかし、MMOでは「指示なんて知らないよ」という人もいる訳ですから、実際には実現性が低い方法です。

 そこで私がその場で提案した内容ですが、まとめると以下のようになります。

 1.基本的には各艦隊が自由に戦う
 2.その中で現状の連絡チャットを活用し、各戦場での有利・不利情報を常に集める
 3.司令部の指示に従う有志の援軍集団を事前に用意しておき、不利な戦場が発生したらそれを送り込む
 4.以上により、全戦域で数的有利を常に確保する様コントロールする

 全体を指揮しようとしてもそれは無理なので、少数の集団で戦場を支配しようという案ですが、私は可能だと思っています。今日の戦いにしても、4〜5艦隊程の援軍さえ送れば、不利だった戦域も数的逆転は可能でした。
 イングランド側は幸運な事に、敵に対して総数で上回ります。ですから、余程極端な戦力の偏りが生じ無い限り、微調整をするだけで全戦域で数的有利を実現出来るのです。
 大海戦式の戦いでは、援軍の入り方が勝敗の大きな要素となります。ですから、数的有利を確保する事で、常に援軍に入れるようにしておく必要があります。イングランドは、あえて一箇所に戦力を集めなくとも、微調整しながらの分散であれば、全戦域でそのような体勢が作れる訳です。
 幸いな事に、相手はイングランドと戦う場合は青ゾーン戦術を取ってきます。これは有効な方法ではありますけど、戦力配置がずっと固定されるという欠点もあります。従って、その配置を早期に確認して、微調整援軍による数的有利を確保してしまえば、ずっとその状態を維持出来ます。敵の大規模な戦力移動はないのです。

 この方法論であれば「とにかく勝ちたい」人も「勝敗より戦って楽しみたい」人も、双方満足出来ると思います。どちらにも役割が与えられている訳ですからね。

 まあ、私の主張もひょっとしたら机上の空論かもしれません。でも、全体を指揮する無理よりは、まだ実現性があると考えています。
 
 ・・・といいつつ、結局は今日も勝っているのですから、あんまり真面目にならなくてもいいか〜〜〜とか密かに思ってたりしますがw

コメント

nophoto
グイソン
2006年1月9日3:20

今日はどうもお疲れ様でした。
あの雰囲気から思ったのはやっぱENGは強いなぁ。という事ですね。
「自由に戦っても勝てる」というのは流石です。
まぁ、おっしゃる通り勝ってるんだから、このままで良いのでしょうけど、
同じ戦場で戦っているという一体感は無いのでしょうね。それだけが残念です。
最終日頑張りましょう。

nophoto
他国民
2006年1月9日6:23

イングは数が多いので勝つのはあたりまえでしょう。
数的有利で傲慢になって、一緒に戦ってくれた同盟国を粗雑に扱ってるところをまず改善するべきではないでしょうか。

nophoto
名無しのヴェネツィア人
2006年1月9日9:59

感情論に走りがちなところ、鄭和さんの建設的な御意見感謝しております。両国の友好に亀裂が生じないことを祈って。

数的有利で傲慢うんぬんは、鄭和さんのとこに書く内容じゃないでしょ・・

nophoto
日本実装を待ち望むイング人
2006年1月9日11:43

イスパのとった行動はいわゆる「弱者の戦略」というやつですね。
大海戦に参加してる船舶数が違い過ぎますから、自然とそうなっていったのだと思います。
局地的(セウタやファロ)に見ると、その差がむしろ逆転しているということ。
つまり、全体的な船舶数では劣っていても、重要な起点での局所において優勢であればそこから勝利が開けるという戦法です。

それをあらわすエピソードに、かのナポレオンが部下の問いにこう答えたそうです。
部下:「陛下は常に少数を以て多数に勝ってます!」
ナポ:「予は常に多数を以て少数に勝っているのだよ」

対するイング(強者)のとるべき戦略は?ちゃんと「強者の戦略」というのがあります。
数の有利さに慢心せず、研究していかなければなりませんね!

鄭和
鄭和
2006年1月9日19:08

グイソンさん>
大海戦は現実の戦闘と違って、どこか拠点を攻略していく戦いではありませんから、全体の指揮は無理であると共に不要でもあります。数さえ多ければ勝てるという事ですね。後はバランスだけで。何にせよ頑張りましょう。

他国民さん>
私は直接には知らないのですが、同盟国を粗雑に扱ったという事が本当にあったなら、それは問題だと思います。一緒に戦ってる仲間ですからね。ただ、恐らくですけども、意図的に粗雑になったのではなく、目が行き届かなかっただけかもです。

名無しのヴェネツィア人さん>
イングとヴェネは、現時点では比較的良い関係できています。一度のすれ違いで仲たがいするのは勿体無い事です。冷静になれば、誰だって完璧にはなれないのは分かりますので、双方が双方を大目にみるしかないですね。

日本実装を待ち望むイング人さん>
戦力の違いによって、戦い方も違うのは当然の事ですね。イングはイングの利点を最大限活かした戦い方をするのが当然だと思います。

nophoto
さすらいの旅人
2006年1月10日2:02

新商会設立おめでとうございます。
NFが事実上の解散に近い状態になった今、イングランドの私掠活動を引っ張っていけるのは鄭和さんしかいません。今後の活躍を期待しております。

Evil
Evil
2006年1月10日4:28

商会設立おめでとうございます。国益捨てた私ですが、はばかりながらも応援しております。また、鄭和さん個人とは今後もかわらず親交を持っていけたらと思います。残り少なくなった古株の海賊として頑張ってください。

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