グランディアについては、私の記憶によれば現在本編が1〜3、そして外伝?的な位置づけでX(エクストリーム)という作品があり、全部で計4つであったと思います。
その内私がプレイした事のあるのは、1とXです。
で、ほぼこれは衆目一致した評価だと思うのですが、最高の名作はやはり1ですね。2と3が未プレイなので比較は出来ないのですが、1より良いという評価は聞いた事がありません。
という訳で、今回はグランディアの1についてコメントしてみようと思います。
グランディアを一言で評するとすれば、これはもう「冒険活劇の王道」と言うしかないでしょう。
まあ、王道という言葉を悪い意味で解釈すると、アリガチというかワンパターンというか、そういう意味合いにも取れてしまいます。実際ストーリーの大筋としては、「大冒険に憧れる少年が、その旅の中で遥か過去に滅んだ古代文明人の存在を知る。そしてその古代文明の強大な力を、世界を征する為に我が物にせんとする軍隊と競い合いながら、復活した過去の禁じられた力を封印すべく戦う」というものでして、これだけを聞くと「それなんてラピュタ?」と言いたくなってしまいます。
が、パターンというものは、それが優れているからこそ何度も使われパターン化する訳でして、重要であるのはその「見せ方」であると思うのです。
グランディアというゲームは、その為の演出が何より素晴らしいのだと思います。プレイヤーに決して覚めた目をさせない、物語に引き込んでいく力がシナリオにあるのです。
ゲームを通じて何度か出会いと別れがありますが、そのどれもが感動的でした。特にスーとの別れの場面は、ホロリとさせてくれましたねえ。
グランディアのもう一つの良さは、世界の広さを感じられる所にもありましょうか。マップを行き来出来る自由度はありませんが、故郷から遠く離れ未知の世界に足を踏み入れている気になれます。こういう気分にさせてくれる一つの演出装置が「世界の果て」なのだと思いますね。世界の果ての手前までは、こちらの世界。その先は未知なる世界。冒険前半の目標が世界の果てであったのは、シナリオの妙だと思います。
戦闘については、今のゲームのような派手なクオリティを求めるのは酷かもしれません。が、当時プレイしていてストレスに感じた事はありませんし、結構戦略性もあって楽しんでいた記憶があります。育て方によって使える技や魔法の種類が変ってきますし、単なる作業に陥らずにすみました。
ラストは完全なハッピーエンドです。他のRPGに時々あるような欝要素は皆無です。ご都合主義とも言えるかもしれませんが、ゲームというものはそもそも童心に帰ってやるものですし、そこは素直に浸りましょう。
あの世界観で続編があれば良かったのですが・・・。そこは言っても詮無き事でしょうか。
ちなみにオフラインではなく、オンラインとしてはこの世界観を引き継いだMMOが現在開発中なのだそうです。しかし、運営会社が例の悪名高いアレなので、どうだかなあと心配しているところです。名作が回を重ねる毎に劣化していくというのは、ファンにとっては悲しいものですからね。
最後に前回と同じく、youtubeにあったOPムービーをリンクしておきます。
http://www.youtube.com/watch?v=k-V9RUlJ3dA
このOPに使われているBGMですが、私はDOLをやっていた頃、DOL用のBGMとしても流用しておりました。特にロンドンから出港していざ出発!という時に使っていましたね。雄大な曲調が大海原への旅路に合っていると思います。
幻想水滸伝と同じく、過去の名作です。まだやっていない人は是非プレイしてみましょう。
その内私がプレイした事のあるのは、1とXです。
で、ほぼこれは衆目一致した評価だと思うのですが、最高の名作はやはり1ですね。2と3が未プレイなので比較は出来ないのですが、1より良いという評価は聞いた事がありません。
という訳で、今回はグランディアの1についてコメントしてみようと思います。
グランディアを一言で評するとすれば、これはもう「冒険活劇の王道」と言うしかないでしょう。
まあ、王道という言葉を悪い意味で解釈すると、アリガチというかワンパターンというか、そういう意味合いにも取れてしまいます。実際ストーリーの大筋としては、「大冒険に憧れる少年が、その旅の中で遥か過去に滅んだ古代文明人の存在を知る。そしてその古代文明の強大な力を、世界を征する為に我が物にせんとする軍隊と競い合いながら、復活した過去の禁じられた力を封印すべく戦う」というものでして、これだけを聞くと「それなんてラピュタ?」と言いたくなってしまいます。
が、パターンというものは、それが優れているからこそ何度も使われパターン化する訳でして、重要であるのはその「見せ方」であると思うのです。
グランディアというゲームは、その為の演出が何より素晴らしいのだと思います。プレイヤーに決して覚めた目をさせない、物語に引き込んでいく力がシナリオにあるのです。
ゲームを通じて何度か出会いと別れがありますが、そのどれもが感動的でした。特にスーとの別れの場面は、ホロリとさせてくれましたねえ。
グランディアのもう一つの良さは、世界の広さを感じられる所にもありましょうか。マップを行き来出来る自由度はありませんが、故郷から遠く離れ未知の世界に足を踏み入れている気になれます。こういう気分にさせてくれる一つの演出装置が「世界の果て」なのだと思いますね。世界の果ての手前までは、こちらの世界。その先は未知なる世界。冒険前半の目標が世界の果てであったのは、シナリオの妙だと思います。
戦闘については、今のゲームのような派手なクオリティを求めるのは酷かもしれません。が、当時プレイしていてストレスに感じた事はありませんし、結構戦略性もあって楽しんでいた記憶があります。育て方によって使える技や魔法の種類が変ってきますし、単なる作業に陥らずにすみました。
ラストは完全なハッピーエンドです。他のRPGに時々あるような欝要素は皆無です。ご都合主義とも言えるかもしれませんが、ゲームというものはそもそも童心に帰ってやるものですし、そこは素直に浸りましょう。
あの世界観で続編があれば良かったのですが・・・。そこは言っても詮無き事でしょうか。
ちなみにオフラインではなく、オンラインとしてはこの世界観を引き継いだMMOが現在開発中なのだそうです。しかし、運営会社が例の悪名高いアレなので、どうだかなあと心配しているところです。名作が回を重ねる毎に劣化していくというのは、ファンにとっては悲しいものですからね。
最後に前回と同じく、youtubeにあったOPムービーをリンクしておきます。
http://www.youtube.com/watch?v=k-V9RUlJ3dA
このOPに使われているBGMですが、私はDOLをやっていた頃、DOL用のBGMとしても流用しておりました。特にロンドンから出港していざ出発!という時に使っていましたね。雄大な曲調が大海原への旅路に合っていると思います。
幻想水滸伝と同じく、過去の名作です。まだやっていない人は是非プレイしてみましょう。
コメント
確かに名作でしたね。
評価は全く同感です、よくストーリーを考えつくものだと感心しました。
ニコニコ動画の方には名シーンがupされてるみたいなので
アカウントがあったら見てみるのもいいかもです
俺も1はやって、
2は主人公のスタンスがグランディアじゃない!と食わず嫌いしてしまってそのままに。
というか、あの世界の果てを越えるまでに目標のすべてを使い果たし、超えてしまったあとなんか燃え尽き症候群みたいになってしまってましたw
あの世界の果てを登っていく時のわくわく感は最高だったね。
懐かしいゲーム続編希望w
暇だったので鄭和氏のblogなぞ読んでみようと思い、一番初めの日記からぜーんぶ読ませてもらいました。(ほとんどナナメ読みでしたが。。。)
かなり前の日記なぞ、ほんとに懐かしいなあと思えるような内容もありました。海賊プレイの厳しさと不遇さ、面白さがなんとなく分かり、『へぇー、ほぉ〜』なんて思いながら読んでおりました。
個人的には10M以上収奪とか、案外儲かっているのだなぁなんて思いながら(笑)
でもやぱり全部読んで思ったのですが、やはり惜しい人が休止なさったのだなあ、と感じました。
新職業のフィリバスタの専門スキルが操舵だとしても、大海賊鄭和氏の専門スキルは『PKする腕前』だと思っております。そんな鄭和氏が居ないのは中々どうしてスパイシーではありません。
また、いつでもDOLにいらしてください。
ココで『今日の○○○な言葉』を見れることを願っております。
フォンさんもプレイ経験ありとは意外でした。ああいった本当の意味での大作RPGは、もう中々出てこないでしょうね・・・。大抵のゲームは続編が儲け主義に走ってしまうので、どうしても劣化してしまいます。毎回残念に思うんですよ。
Tirpitzさん>
あそこは本当に感動しますね。ストーリー前半最大の盛り上がりです。ニコ動は私もアカウント持ってます。本文書く上でも色々参考にしております。
ところで全然関係ありませんけど、最近ニコ動やyou tubeなど動画サイトにハマっております。近々で一番笑った動画は「ごっつええデスノート」です。見てない人は是非一度どうぞ。抱腹絶倒ですよw
リバーフィールドさん>
1の出来が良いと、その作品に対して固定化したイメージが定着しますよね。続編が何かと厳しい目で見られるのは、その辺りが原因でしょう。
あのゲームは普通にプレイすると50〜60時間はかかりますから、前半で力尽きる人も確かにいるようですねw
ニックネーム無しさん>
DOLに限らず、もうMMO自体から離れてしまうかな、という心境です。正直何かとそぐわない感じがするのです。
難易度の高いオフゲーをやっている方が、正直面白いのですよね・・・。韓国系、国産系のMMOはヌルすぎますので。
洋ゲーは英語がネックですw